フレキシブルホース・パイプ専業メーカーのユーシー産業(大阪市中央区、永吉昭二社長)はこのほど、同社鳥取工場(鳥取市青谷町)に建設する新規倉庫の地鎮祭を9月8日に執り行ったと発表した。
新規倉庫については22年10月1日に着工、23年2月末完成を予定。延べ面積は2000㎡、鉄骨造構造、平屋建てとなっている。
新型コロナウィルス禍で「換気」が注目されるなか、同社では換気で使われるホースの出荷が増えている。その一方で、在庫品のスペース確保のため、外部倉庫の利用が増えていた。さらに、生産量アップを目的とした新規ラインの増設においても既存工場のスペース問題が発生していた。
これを受けて、同社は倉庫を新築することにより、既存工場内の在庫品を新設倉庫へ移動することで、新規ラインの増設スペースを確保する。また、外部倉庫の利用を下げることにより、横持運賃・保管料などの物流コストの圧縮にもつなげる考えだ。