横浜ゴム、マツダCX60に装着 アドバン、ジオランダー

2022年09月20日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは9月15日、マツダが同月に日本および欧州・その他海外地域で発売した新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX―60」の新車装着(OE)用タイヤとして、「アドバンV61」と「ジオランダーX―CV」の納入を開始したと発表した。装着サイズは「アドバンV61」は235・60R18・103Vと235・60R18・107Vの2サイズ、「ジオランダーX―CV」は235・60R18・103H。

 今回新車装着された「アドバンV61」は、同社が誇る最高峰ブランド「アドバンシリーズ」のハイパフォーマンスタイヤで、「MAZDA CX―60」でも追求している人馬一体のような高いハンドリング性能と快適な乗り心地、高い静粛性能を兼ね備えている。また、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能、ウェットグリップ性能を高い次元で両立させながら、本来それらとは背反する転がり抵抗の低減も実現している。

 「ジオランダーX―CV」は近年増加している高速性能と運動性能を重視したハイパフォーマンスクロスオーバーSUV向けに開発された「M+S(マッド&スノー)」規格の新次元ハイウェイテレーンタイヤで、高いハンドリング性能と快適な乗り心地に加え、悪路走破性の両立を実現している。

 また、今回装着されたタイヤの開発ではパターン、プロファイル、タイヤ構造は車両特性に合わせた専用チューニングを施したほか、「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促しデジタル革新を目指す、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、進化計算(遺伝的アルゴリズム)により最適なピッチ配列とした。

 「MAZDA CX―60」は、時代の要求に応える環境・安全性能を備えながら、日常の一般道走行から高速道路を使った長距離ドライブまで、余裕をもって運転を愉しめる2列シートのミッドサイズSUVとなっている。

 

アドバンV61

アドバンV61

ジオランダーX―CV

ジオランダーX―CV

ハイコラボの概念図

ハイコラボの概念図

 

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