旭化成は9月22日、合成ゴムについて、10月1日出荷分より30円/kg以上の値上げを行うと発表した。対象製品はBR、SBR(油展、非油展)(ジエン、タフデン、アサプレン)。
昨今の原油価格の高騰や急速な円安の進行等に伴い、用役、副原料コストは同社の前回価格改定時から大幅に上昇を続けている。このような状況下で、対象製品の製造コストは同社の自助努力の範囲を超えた状態が継続されており、製品の安定供給維持のため価格改定を実施せざるを得ないと判断した。なお同社は、今後の原料市況動向次第では再度改定する可能性があるとしている。