TOYO TIREは10月3日、2023年度入社予定の新卒採用者29名(本社採用)を対象とした内定式を行ったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、リモートによるオンライン形式で実施された。
同社の北川経営基盤本部長は、「自動車産業界は未曽有の変革期に突入している。皆さんが最前線で活躍される時代には、クルマのある風景が恐らくまったく変わっていると思う。ぜひ5年後、10年後に思いを馳せながら、さまざまな物事の本質に迫るべく研鑽をしてほしい。混とんとしてなかなか先まで見通しにくい時代ではあるが、社会と自分、会社と自分をどのように接続して、よりよく生きていくかを考えながら、社会人としてのスタートラインにつく準備をしていただきたい」と祝辞を述べた。
また、西村人事部長は、「今だからこそできる経験を積み、さらに知見、魅力を増した上で、来年4月からTOYO TIREの戦力として活躍してほしい。皆さまと会うことを大変楽しみにしている」と述べた。
内定式では、代表者への内定通知書授与を行なった後、内定者全員より、来春からTOYO TIREの一員となるにあたっての力強い意気込みが発表され、式典を締めくくった。
内定者からは、「大好きな自動車の中でも、特に重要なパーツであるタイヤという商品に携わることができて大変ワクワクしている。入社後は自分の知識を生かしながらも、知らないことをたくさん取り入れながら、いいモノづくりをしていきたい」(堀川宇則さん)、「入社後は自分の視野を広げるためにも、何事にも臆せず、挑戦し続けることを大切にしていきたい」(武友寅彦さん)、「入社後は、より良い製品を、さらに多くのお客様に届けられるように尽力していきたい」(林史華さん)などのコメントがあった。
内定者は今後、「人事部との面談」「職場見学会」「若手社員との懇談会」などを行う予定となっている。同社はこれらの機会を通じて、内定者への働く意識喚起、同期入社予定者とのコミュニケーションによる横のつながりの構築をめざすとしている。