TOYO TIREは10月7日、同社のSUV向けオールテレーンタイヤ「オープンカントリーA/TⅢ」、ミニバン専用タイヤ「トランパスmp7」、コミュニティバス専用スタッドレスタイヤ「M937」の3商品が、2022年度グッドデザイン賞を同時受賞したと発表した。
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一のデザインアワードで、有形無形を問わず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、日本屈指のデザイナーや建築家などから構成される審査委員会の評価に基づき贈られる。
今回受賞した3商品は、いずれもトレッド面に機能的な役割を発揮する要素を凝縮した、独特なパターンデザインが特長となっている。「オープンカントリーA/TⅢ」と「M937」は大型のブロックを交互に配置したオリジナルパターンを、「トランパスmp7」はトレッド面のブロックや溝のデザインが左右で異なる非対称パターンを採用している。いずれも、同社独自のパターンデザイン技術が使用環境やニーズの変化を的確に捉え、時代にマッチした製品開発を行なう姿勢を具現化したものとして評価された。
同社は今後もマーケットの情報を広く収集し、タイヤに求められる性能の進化を追求しながら、付加価値の高い製品開発に取り組んでいくとしている。