8月の日本銀行物価指数 プラ製品は0・5ポイント上昇

2022年10月18日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟(2020年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・物価指数の8月実績によると、石油化学系基礎製品においては、9品目平均で前月から11・1ポイント下降し216・0となった。内訳は9品目すべてで下降した。
 プラスチック原材料の内訳は塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンサルファイドなど5品目が変動なく、ポリプロピレン、ポリスチレン、熱可塑性樹脂など5品目が上昇した。下降は飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネートの2品目となった。
 プラスチック製品では18品目平均で前月比0・5ポイント上昇し108・6だった。内訳はプラスチック継手、合成皮革、軟質プラ発泡製品など7品目が変動なく、プラスチック製容器(除中空成形)、プラスチック床材、プラスチック板など9品目が上昇した。一方、下降した製品はプラスチック雨どい、プラスチックフィルム・シートの2品目となった。18品目のうち、最高水準は再生プラスチック成形材料の153・5となっている。

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