ブリヂストン、第1位に選定 ディスクロージャー優良企業

2022年10月17日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月14日、日本証券アナリスト協会が実施する、2022年度「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」において、自動車・同部品・タイヤ部門の第1位に選定されたと発表した。同社の受賞は今年度が初めてとなる。

 同選定は、企業情報開示の向上を目的に1995年度から毎年開催されており、今回で28回目を迎える。日本証券アナリスト協会が設置するディスクロージャー研究会が、①経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス、②説明会、インタビュー、説明資料等における開示、③フェア・ディスクロージャー、④ESGに関連する情報の開示、⑤各業種の状況に即した自主的な情報開示、の5つの客観的な評価基準を策定し、企業のディスクロージャーの質、量、タイミング等を評価するものとなっている。

 今回の受賞に際し、代表執行役Global CEOの石橋秀一は「2020年の中長期事業戦略構想の発表を皮切りに、対話の場を増やし、足元の業績と中長期的なビジョン・戦略について、具体的にコミュニケーションを実施してきたことを評価頂いたと認識しており、大変光栄に存じます。当社は、「最高の品質で社会に貢献」を不変の使命とし、ビジョン「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして、社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」を掲げています。加速度的なモビリティ業界の変化など、激動の環境においても、「ヒトとモノの移動」は変わらず存在し、ブリヂストンはそれを支え続けていきます。今年の3月には、そのための軸・ベクトルとして、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定し、社会・パートナー・お客様と共に持続可能な社会を実現し、支えることをお約束しています。また、8月には、「2030年 長期戦略アスピレーション」をビジョンへの道筋として発表しました。常態化する変化に動ぜず、ゴムのように強靭でしなやかに変化をチャンスに変えるレジリアントな”エクセレント”ブリヂストンを目指します。今後とも投資家・アナリストの皆様との対話を大切にしながら、持続的な企業価値創造を実現してまいります」とコメントした。

 

第1位を初受賞

第1位を初受賞

 

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