日本ミシュランタイヤは10月18日、社内イベント「わくわくフェスティバル2〇22」を15日に初開催し、SSP主催の障がいを抱えた人のための走行会を行ったと発表した。SSPはオートバイを運転する「夢」を支える非営利団体。
走行会には、群馬県出身で「ロードレース界の伝説」とも呼ばれる青木兄弟も参加し、パラモトライダー3名が走行体験会を楽しんだ。
「わくわくフェスティバル2〇22」は、「We are 〇ne MICHELIN~つなげよう、わくわくの輪~」をスローガンに、ミシュランのビジョンや活動を深く知ることで新たな気づきを促し、社員同士の交流を深めるために開催された。同社は目的に沿い、SSP走行体験会に加え、新製品及びソリューション、レーシングカーの展示、金属積層造形アトリエの見学、グループや社員の価値観を多面的に知るためのワークショップなど、多彩なアトラクションを実施した。
同社は、新たな価値創造に向けて改革を推進するため、2023年8月に、本社を東京都新宿区から群馬県太田市に移転する。日本のものづくりおよび自動車産業の集積地である群馬県は、ミシュランが1991年からR&D拠点を置くゆかりの地でもあり、ここから革新的なビジネス創出を加速していく。同社は、社員が真のワンチームとなり、市場のニーズに呼応できる体制を構築し、積極的に外部・内部のシナジーを開拓するため、昨年、新たに自らの行動指針「わくわくで動かせ」を策定した。この指針の「誕生日」を太田、及びオンラインで共に祝うことにより、全員で一層多様なコラボレーションと挑戦を続けていく。
同社の須藤代表取締役社長は、「『わくわくフェスティバル』は、ボランティアで声を上げた社員が部署をまたぎ創り上げた社員イベントで、ミシュランのリーダーシップモデル『MICHELIN I CARE』の象徴となる。初回となる本年は社員イベントとして開催したが、群馬県太田市に本社を移転する来年以降は、より開かれた開催も検討していく。外部・内部のシナジーを開拓し、革新的なビジネス創出を加速するミシュランに期待して欲しい」と述べている。