デンカは10月19日、鹿島建設、同社、竹中工務店が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「グリーンイノベーション基金事業/CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」を実施する55社のコンソーシアムの総称を「CUCO(クーコ)」に決定し、同日、ホームページを開設したと発表した。
CUCOは、Carbon Utilized Concreteの頭文字から生まれた造語で、炭素を活用するコンクリートを意味する。「空気」を連想させるような響きで、地球のあらゆる場所で軽やかに存在し、環境を守るための素材となることを目指して命名した。
同ホームページは、CUCOが2030年に向けて推進する、コンクリートにCO2を固定化する独創的かつ革新的な技術開発プロジェクトについて、最新の活動状況の発信、得られた成果の普及促進に向けた広報、コンソーシアム参加メンバーとの情報共有の場として、積極的に活用される予定となっている。