横浜ゴムは10月19日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が今年9月、神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センターが医療支援を必要とする子どもたちを支援するために開設した「かながわ県立病院小児医療基金」へ活動支援金を寄付したと発表した。同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は約62万円となる。「かながわ県立病院小児医療基金」への寄付は、昨年に続き3度目。
「かながわ県立病院小児医療基金」は、小児医療の向上を目指し、小児医療に関する研究等への助成、機器備品等の整備、そして患者と家族の療養環境の向上を目指した事業への支援などを行っている。今回の支援金は、防災用品や収納棚などの備品修繕、院内により明るい雰囲気を作るための壁面アートワーク作成に使用される。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に、2016年5月に設立された。
同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていくとしている。