竹原ゴム加工(岐阜県中津川市、中島竜二社長)の21年度は、売上高114億円と過去最高を更新した。
21年度を振り返ると、上半期が自動車関連の需要が堅調に推移し、下半期も上半期の堅調さが継続したため、売上が前期を上回った。
21年度の生産量のうち、EPT、NBR、シリコーンゴムが約半分を占め、フッ素ゴム、ACM、CRの構成となっているが、「全体的に汎用ゴムの数量が減少し、フッ素ゴムやHNBRなどの特殊ゴムが伸びた。とくにフッ素ゴムが伸長し、落ち込み分をカバーした」(中島社長)という。その他の需要動向では、ストレーナー処理は特殊案件