ハイケムは10月19日、石炭フロンティア機構(JCOAL)と共同で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等に係る調査/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査」に応募し、「台湾におけるカーボンリサイクル技術の展開可能性に関する調査」のテーマにおいて採択されたと発表した。
2050年カーボンニュートラルに向け、CO2を原料として捉え再利用する「カーボンリサイクル」は、グリーン成長戦略においても重要分野と位置付けられている。同事業調査では、日本のカーボンリサイクル・脱炭素化技術に関心を有する国を対象とし、これらの国々に技術を展開・普及する可能性を検討している。
今回、JCOALとハイケムは共同で、台湾におけるカーボンリサイクルの展開可能性に関する調査において採択された。同調査において台湾の政策動向や市場見通し等にかかる情報収集、連携候補先組織の特定など、潜在的な可能性を見いだし、将来の具体的な検討を進めるための調査を行っていくとしている。