日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月20日、今年で54回目を迎える同会主催の「東名高速道路・浜名湖SAにおけるタイヤ点検」の点検結果について発表した。
同タイヤ点検は19日に、東名高速道路・浜名湖サービスエリアにて行われた。点検の目的は、「タイヤ点検を行なうことにより、使用実態を把握し、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図る」「タイヤの正しい使用・管理方法をPRする」の2点となっている。
タイヤ点検台数75台(乗用車)のうち、タイヤ整備不良台数は36台だった。不良率は46%、対前回の増減はマイナス1.6ポイントとなった。タイヤ整備不良の項目別内訳は、外傷1件、空気圧不足33件、その他5件、合計39件だった。なお、1台の車両で複数のタイヤ整備不良(項目)がある場合があるため、タイヤ整備不良台数とタイヤ整備不良件数は必ずしも一致しない。
JATMAは今後、タイヤ点検結果をJATMAニュースに編集し、「タイヤ整備不良が事故につながる危険性」と「タイヤ整備の重要性」についてPRするとしている。