NOKは10月25日、23年3月期第2四半期連結業績ならびに23年通期連結業績について修正すると発表した。 第2四半期四半期業績予想は、売上は8月2日公表の前回予想と大きく変化はしていないが、営業利益は為替変動および原材料価格の高騰に伴う売価転嫁による増加があると予想。経常利益は為替差益などにより増益、四半期純利益は有価証券売却益等により増益になると予想した。以上により、23年3月期第2四半期の売上高は3529億円(前回予想から11億円増)、営業利益は59億円(同16億円増)、経常利益は163億円(同41億円増)、四半期純利益は100億円(同30億円増)を予想。
23年3月期通期の業績は連結売上高は為替影響などにより増加する見通し。シール事業は中国のロックダウン、半導体等の部品供給不足の影響は徐々に解消しつつありますが、売上減に加え、原材料価格の高騰、エネルギー価格の上昇などにより、営業利益は減益となる見通し。電子部品事業は、為替影響等により売上高が増加する見通しで、コスト抑制の効果等により増益を予想している。
以上により、23年3月期通期の売上高は7569億円(同161億円増)、営業利益は223億円(同10億円増)、経常利益は379億円(同37億円増)、当期純利益は227億円(同32億円増)を予想している。
2022年10月27日