バルカーの2023年3月期第2四半期連結決算は、売上高が295億7700万円で前年同期比19・6%増、営業利益は39億4300万円で同46・2%増、経常利益が41億6200万円で同47・9%増、四半期純利益が31億7300万円で同65・5%増となった。
セグメント別では、シール製品事業は、売上高が199億8400万円で同18・3%増、セグメント利益は33億4300万円で同45・1%増となった。半導体製造装置・デバイスなど先端産業市場の売上が高水準に推移したことに加え、国内のプラント定期修繕の動向を反映してプラント市場の販売が増加した。
機能樹脂製品事業は、売上高が80億500万円で同23・1%増、セグメント利益は6億2100万円で同28・5%増となった。半導体製造装置・デバイスなどの先端産業市場の売上が拡大したことに加え、機器市場及びプラント市場の販売も堅調に推移した。
シリコンウエハーリサイクル事業他は、売上高が15億8700万円で同18・4%増、セグメント損失は2100万円(前年同期はセグメント損失9100万円)。主力事業は堅調に推移したものの、新規事業分野を含むH&S事業は開発費用等が先行的に発生した。
2023年3月期の通期連結業績予想は、売上高は560億円で前期比5・3%増、営業利益が65億円で同6・8%減、経常利益が67億円で同6・9%減、当期純利益が48億円で同0・8%減を見込んでいる。
2022年10月31日