積水化学工業は11月1日、強化プラスチック複合管および関連製品を12月1日出荷分より値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、強化プラスチック複合管が10%以上、継手等の上記関連製品が15%以上となっている。
原油・エネルギー価格、輸送費の高騰や為替の影響を背景に、強化プラスチック複合管の生産やデリバリーに関わるコストは上昇を続けている。同社では今年5月に価格改定を実施しているため、さらなる価格改定は市場への影響が大きいと考え、原料メーカーとの交渉やコスト削減の努力を重ねてきたが、現在の状況は自助努力で対処できる水準を超えていると判断し、価格改定を実施することとした。