ブリヂストンと総務省消防庁消防大学校消防研究センター(消防研究センター)は10月28日、東京都調布市の消防研究センターで、ブリヂストンと消防研究センターが共同で研究開発したパンクしても走行を続けることができるスタッドレスタイヤ「救急車・指揮車用パンク対応タイヤ」を報道陣に向けて公開した。
発表会では消防研究センターの久保田勝明特殊災害研究室長が挨拶を行い共同研究の沿革を説明した。共同研究は2016年の熊本地震をきっかけに救急車消防研究センターが共同研究先を公募し、ブリヂストンが採択されたもので、20年3月から22年9月までの2年6ヵ月の歳月をかけて進められてきた。
なお、同タイヤはテストコースでの走行実験において性能を確認するとともに、北海道から沖縄の全国5カ所の消防本部の実際の救急活動で実証実験を行い、社会実装可能な技術であることが実証された。
続いて、今回研究開発を行った同タイヤについて