東レリサーチセンター（ＴＲＣ）は11月２日、ＴＲＣ創業の地である滋賀県大津市に、ＴＲＣが保有する最先端分析技術や解析力のさらなる向上を目指し、分析設備設置環境を整備した新社屋を新設し、11月１日に現地にて新社屋披露会を開催したと発表した。新社屋披露会の式典には、三日月大造滋賀県知事、石村和彦産業技術総合研究所理事長など地元自治体やアカデミアの来賓を含む約50名が参列した。
新社屋は、既存のＴＲＣ滋賀事業所を刷新し、保有する分析設備を移設、集約して、機能性の追求し、分析ソリューションを提供する。また、社外機関と連携して最先端分析技術の導入や開発を行うオープンラボ「先端分析プラットフォーム」を設置。アカデミアや分析機器メーカーとの連携により、“分析の極限追求”をキーワードとし、新規先端分析装置や先端材料・デバイスの分析技術開発に取り組む予定だ。
また、新社屋をフルに活用し、強みとする先端分析技術力・解析力の更なる向上に努めると共に、最先端分析装置の利用、分析コンサルティングやシミュレーション等による問題解決型総合ソリューションの提供により、高難度化するお客様の研究・技術開発、製造プロセス上の問題解決をグローバルに支援していくとしている。
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