豊田合成レポートを発刊 経営資本や競争優位性を掲載

2022年11月10日

ゴムタイムス社

 豊田合成は11月4日、統合報告書「豊田合成レポート2022」を発刊したと発表した。

 同報告書は、株主・投資家をはじめとするステークホルダーに同社をより深く理解してもらうため、同社が毎年発行しており、中期経営計画に基づく諸施策やESG環境・社会・ガバナンス活動、財務情報などを紹介している。

 今年度は、同社の企業価値を持続的に高めるための強みとして、「経営資本」や「競争優位性」を新たに掲載した。また、それらを活かし社会課題を解決する取り組みとして、「かけがえのない命を守る交通社会の実現に向けたエアバッグの開発」や「BEV電気自動車化に対応した製品開発の進展」「水素社会の実現に向けた取り組み」などを特集で紹介している。

 ESGについても内容を拡充し、特にガバナンスの項目では公正で透明性のある経営に向けた取り組みとして、事業の運営体制への社内外からの評価や今後の対応などを従来よりも詳しく紹介している。

 主な内容は、「価値創造ストーリー」として「社長メッセージ」「価値創造プロセス」「経営資本」「競争優位性」「マテリアリティ(重要課題)」、「価値創造の戦略」として「かけがえのない命を守る」「交通社会の実現に向けて」「BEV化に対応した製品開発の進展」「水素社会の実現に向けた取り組み」「新たな価値創造への挑戦」「2025事業計画に向けた取り組みと進捗状況」「財務担当役員メッセージ」、「価値創造を支える基盤」として「ESG活動」、「財務報告」として「財務サマリー/レビュー」「連結財務諸表」となっている。

 

豊田合成レポートを発刊

豊田合成レポートを発刊

 

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