ゴム・プラスチックの技術専門誌
『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。
- 判型:B5判98頁
- 価格:本体2800円+税
- 送料:350円+税
- 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。 - 発売日:2022年12月
- 著者:ゴムタイムス社編
- ISBN:978-4-908565-38-0
特集1 材料分析センターの最新動向と活用事例
◎プラスチック材料を巡る分析の最近の技術動向と対応
㈱東ソー分析センター 高取永一
まず、プラスチック資源の現状について述べた後、近年のプラスチック材料の分析について、注目を集める、バイオ材料や環境問題への対応事
例、劣化、リサイクルプラスチックについての分子量・分子量分布分析を中心とした分析事例を紹介する。
◎ゴム、樹脂の劣化解析、寿命予測のための分析方法の紹介
㈱三井化学分析センター 関根素馨・生井勝康
ゴム、樹脂材料の劣化は、近年のマルチマテリアル化なども伴い、非常に複雑になってきている。本稿では、パルスNMR を用いた劣化寿命予測と材料全体から局所領域まで考慮した劣化要因解析事例について紹介する。
◎ NMR 法による高分子微細構造の高感度定量技術
㈱UBE 科学分析センター 宮内康次
高分子材料には、近年益々高機能化および高性能化が求められている。その機能、性能発現の源泉である高分子微細構造について、NMRを中心に用いた手法によって解析する技術を紹介する。
◎開放型試験研究施設「オープン・ラボ」活用のススメ
㈱久留米リサーチ・パーク 長坂圭介
ゴム用射出成形機について近年顧客のニーズが一層高度化、多様化している。当社ではそのニーズを満足すべく技術開発に取り組んできた。本論文ではゴム用射出成形機の概要と当社の技術開発の一部について紹介する。
◎製品ニーズの多様化に評価方法を提案
(一財)化学物質評価研究機構 百武健一郎
同インタビューでは(一財)化学物質評価研究機構のなかで、歴史が一番長い部門である高分子技術部門の特徴や評価試験の種類、ゴム材料が本格的に学べる場を初級ゴム技術研修会などを紹介する。
特設コラム
アーレニウス式による高分子材料の寿命予測と実務で扱う時の問題点(後編)
㈱ケンシュー 倉地育夫
ゴム分解キノコの発見とそれを使ったゴムの再資源化
公立鳥取環境大学 佐藤伸
Interview
リケジョインタビュー
活躍するリケジョ
三洋化成工業㈱ 杉本佑子
施設探訪
ポリマーの未来を創るテクニカルセンター
ポリプラ・エボニック㈱ 大塚弘己
団体インタビュー
専門技術団体に訊く8
全日本プラスチック製品工業連合会 八尋一恭
データ
3月・4月・5月のプラスチック統計
プラスチック製品生産・出荷・在庫/プラスチック原材料生産・出荷・在庫統計/プラスチック製品生産品目別消費内訳/カセイソーダ生産・出荷・在庫/可塑剤需給実績/プラスチック加工機械生産実績/エチレン用輸入ナフサ通関実績/エチレン換算輸出入実績/プラスチック・ゴム加工機械輸出入実績/PSP出荷実績/PVC・VCM生産・出荷実績/主要石油化学製品生産実績/MMA生産・出荷・在庫実績/プラスチック・ゴム金型生産・出荷実績/酢ビモノマー・ポバール需給実績/ABS樹脂出荷実績/ポリプロピレンフィルム出荷実績/エチレン生産速報/ポリオレフィンフィルム出荷状況/EPS部門別出荷・輸入実績
3月・4月・5月のゴム統計
ゴム製品生産・出荷金額/自動車タイヤ・チューブ生産、出荷、在庫実績/主要ゴム製品輸入金額/主要ゴム製品輸出出荷金額/輸入ナフサ価格の月別推移/合成ゴムの生産実績/ゴムホース生産実績/再生ゴム出荷金額の推移/カーボンブラック品種別実績/有機ゴム薬品出荷量の推移/ゴムベルト生産実績/樹脂ベルト生産実績
セミナー情報
次号予告
ポリマーTECH Vol.15
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