住友理工は11月7日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で10日から開催される「第27回からくり改善くふう展2022」に出展すると発表した。
同展示会は、発想の転換によるシンプルな「からくり改善」事例から、複数のからくり機構を組み合わせた精巧な改善事例まで、モノづくり企業がお互いに学び合う場として、日本プラントメンテナンス協会が1994年より開催している。同社は第20回より、創意工夫に秀でた人材育成を目的に、社内選考を経て選抜した作品を出展している。
同社は同展示会に、住友理工小牧製作所、住友理工埼玉事業所、住理工山形の国内3製造拠点から計3作品を出品する。住理工山形の作品は、バネの弾力性を活用し、バネに重量が伝わることでクロスバーのローラーが前後し昇降する作品で、重筋作業・作業姿勢の改善を目的に、作業者の手元に製品が移動するように工夫されている。