ダウ・ケミカル日本は11月9日、ポリウレタン原料について、2022年12月1日納入分より値上げすると発表した。
値上げ対象製品は、ポリオール類(北米・欧州原産品)、ポリウレタンシステム製品(自動車業界向け)で、値上げ幅は現行価格よりプラス20%以上となっている。
原油・エネルギー価格と輸送費高騰、また円安の影響を受け、当該品のコストは大幅に上昇している。同社は、当該製品はすでに適性採算ラインを下回っており、自助努力だけでは製品価格を維持することが困難となったため、価格改定を決定したとしている。