カネカは11月10日、カネカ生分解性バイオポリマー・グリーンプラネットを使用したヒートシール紙が、ブルボンの菓子製品・4種のひとくちスイーツの紙パッケージに採用されたと発表した。同商品は11月15日より販売される。
グリーンプラネットは、同社が開発した100%植物由来の生分解性バイオポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解しCO2と水に戻る。既にストローやカトラリー、コーヒーカプセル、ショッピングバックなど幅広く使用されており、世界各国から引き合いが増えている。
この紙パッケージは、ブルボン、日本製紙と共同開発。従来の石油由来プラスチックを用いたものに対して優れた生分解性を有し、菓子などの包装袋などへの採用により、海洋汚染低減に大きく貢献することが期待される。