ポバール興業の23年３月期第２四半期決算は、売上高が18億１４００万円で前年同期比２・１％増、営業利益は１億９１００万円で同14・４％減、経常利益は２億８００万円で同15・０％減、親会社株主に帰属する四半期純利益は１億３４００万円で同17・４％減となった。
セグメント別では、総合接着・樹脂加工事業は、売上高が14億９９００万円で同１・１％減。自動車・鉄鋼業界を中心にベルト関連製品の受注が堅調に推移する一方で、ディスプレイ業界向け研磨部材の販売が減少した。
特殊設計機械事業は、売上高３億１４００万円で同21・０％増。製造業での設備投資に対して依然として慎重な姿勢が見られるものの、受注は緩やかに回復傾向に推移した。
23年３月期の通期連結業績予想は、売上高が35億７３００万円で前年同期比２・８％増、営業利益は４億３００万円で同８・９％増、経常利益は４億３５００万円で同14・５％増、当期純利益は３億３００万円で同８・４％増を見込んでいる。
