日本グッドイヤーは11月17日、グッドイヤーの「VECTOR 4SEASONS GEN―3」が、ドイツの大手自動車雑誌「Auto Bild」による小型車のオールシーズンタイヤテストで、15ブランド中1位を獲得したと発表した。同テストでは、タイヤ性能のみならず、効率性や持続可能性などの広範囲に渡る項目が対象になっている。
「Auto Bild」の9月29日版(2022年39号)において実施されたタイヤテストでは、フォルクスワーゲンポロを使い小型車のテストを実施した。「Auto Bild」の審査員が「exemplary(模範的)」と評価した2つのブランドのうちの1つが同タイヤであり、その中でも同タイヤは傑出した勝者として1位を獲得した。今回で3年連続の1位獲得となる。
同タイヤが傑出したテスト項目はドライハンドリングで、最高スコアを獲得した。その他項目でも、ウェット、ドライ、スノー、それぞれの路面条件でのトラクション、ブレーキング、ハンドリングで特に強みを出した。
同タイヤはパフォーマンステストで1位を獲得しただけでなく、テストされた他のどのブランドよりも優れた走行距離と低い摩耗率、さらに、軽量で静かなドライビング体験を提供することが認められた。
グッドイヤーEMEAリージョナルテクノロジーディレクターのローラン・コラントニオ氏は、「Auto Bildの広範囲に渡るタイヤテストで、1位を獲得できたことを大変嬉しく思う。ヨーロッパで生産されるVECTOR 4SEASONS GEN―3を開発する際、ドライバーにとって持続可能で快適でありながら、同時に、様々な条件下で優れた性能を発揮するタイヤを目指した。そして、今回の実地テストにおいて、グッドイヤーのオールシーズンタイヤが3年連続で1位を獲得し、さらに、Auto Bildから史上初のグリーンアワードを受賞したことをうれしく思う」と述べている。