日本自動車タイヤ協会(JATMA)は11月18日、静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊等の協力を得て10月19日に行った東名高速道路・浜名湖サービスエリアにおけるタイヤ点検の結果を発表した。
今回、同点検を行った乗用車75台のうちタイヤ整備不良車両が36台、不良率は48・0%。前回不良率は49・6%で、前回対比1・6ポイント減少という結果となった。また、タイヤの整備不良を項目別に見ると、不良率1 位は空気圧不足で44・0%(前回対比4・8 ポイント減少)となっている。
同点検は、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図ることを目的に、東名高速道路が全線開通した当初より同会が実施しているものであり、今年で54回目となる。
同会が実施しているこの他のタイヤ点検の結果からも、タイヤの日常点検・整備等が適正に行われていないことが窺えるため、同会は今後も、同点検をはじめとする様々な啓発活動の中で、タイヤ適正使用・管理の重要性を訴求していくとしている。
また同点検では、静岡県トラック協会と共同で、トラックドライバーに対するリーフレットの配布等による安全啓発活動も実施された。