昭和電工は、23年1月1日に昭和電工マテリアルズと統合し、統合新会社「レゾナック」としてスタートする。
同社の基礎化学品事業部は、クロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」や塩素化ポリエチレン(CPE)「エラスレン」を製造・販売する。いずれも、川崎事業所で生産をしており、生産能力はショウプレンが年産2万3000t、エラスレンが年産5000tとなっている。
22年度(22年度12月期)の上半期のCRの需要動向を振り返ると、アメリカの金融情勢やロシアへのウクライナの侵攻など外部環境の変化が激しい中でも、外部環境の影響をあまり受けず年初の計画通りに進んだ。また、CR事業は約8割が輸出の