発泡スチロール協会(JEPSA)は11月30日、3年ぶりにアジア・オセアニア区域のEPS団体を中心に構成されるAMEPS(Asian Manufacturers of Expanded Polystyrene)の対面会議をJEPSA会議室で開催した。AMEPSは正会員12か国で構成され、1995年の設立以来、同協会が事務局として運営している。
19年11月ウクライナ・キーウで総会と国際EPSフォーラムを開催した後、新型コロナ感染拡大や政治情勢の変化もあり、毎年開催されていた総会も開かれていない。ただ、今回は事務局のJEPSA専務理事の交代引継も兼ねて、AMEPSの運営委員会(SCM)を開催した。会議にはオーストラリアAMEPS事務局長(SG)のブルースピケット氏、同EPS団体(EPSA)の会長サイモンピケット氏、タイ(TPFRIA)のAMEPS事務局長補佐のアピワットヒランプラディット氏、フィリピン(PPCP会長)のヘンリーガウ氏が来日した。
会議では同協会の山田一己専務理事、鈴木高徳顧問とともに今後の運営方針及び体制の確認、発泡スチロールを取り巻く各国の環境などについて情報交換した。今後も世界EPS同盟(INEPSA)のメンバーのヨーロッパ(EUMEPS)や北米(EPS―IA)との情報交換・交流を深めていくことを確認した。