DICは12月1日、PPS樹脂製品「DIC.PPS」について、2022年12⽉15⽇出荷分より価格改定することを決定したと発表した。
各製品の価格改定幅は、PPSコンパウンド(強化タイプ)が+90円/kg、PPSコンパウンド(⾮強化タイプ)が+130円/kg、PPSニートポリマーが+130円/kgとなっている。
昨今の原材料・副資材価格および物流諸経費の⾼騰により、製造コストが⼤幅に増加しており、加えて、エネルギー価格の⾼騰により、原材料やユーティリティーコストもさらに増加している。同社はかねてより様々な合理化対応に最⼤限の努⼒を重ねてきたが、⾃助努⼒のみでは吸収し得る⽔準を⼤きく超え極めて厳しい状況にあることから、今後の製品の安定供給と品質の維持・向上を図るためには価格改定が避けられないと判断し、価格改定を決定した。