UBEは12月1日、三菱ケミカルグループの生命科学インスティテュートが保有するエーピーアイコーポレーションの全株式の譲渡を、同日付けで完了したと発表した。
今後、同社およびエーピーアイコーポレーションは堅調に拡大する国内CDMO市場にて更なるプレゼンスを発揮すべく、製造、研究開発、品質管理といった各分野で両社のリソースを最大限活用し、高品質かつ安定的な供給体制を確立することで、顧客が安心できる製品を提供していく。
同社の医薬事業は将来にわたり持続的成長を実現するため、現在の低分子医薬品を中心とした創薬研究・CDMOの領域に加えて、核酸医薬をはじめ、治療用医薬品を超えた広くライフサイエンス、ヘルスケア、メディカルサイエンスの領域においても新たな価値を作り出し、人々の生命・健康、そして未来へとつながる豊かな社会に貢献していくとしている。