出光興産は12月2日、山陽小野田市立本山もとやま小学校で和楽器の演奏・演奏体験と植樹式を行う「ふるさとプロジェクト」を、11月22日に開催したと発表した。
第23回となる今回は、同社のグループ会社で石油製品などの製造を行う西部石油の山口製油所が所在する山口県山陽小野田市の本山小学校で開催し、全校児童130名が参加した。児童たちは、演奏に合わせて元気よく手拍子や三三七拍子をしていた。また、植樹式では桜の成長に必要な世話について確認し、下級生に引き継ぐことを誓った。
具体的な活動内容としては、和楽器演奏の鑑賞、希望者による和太鼓の演奏体験、桜(ヤマザクラ2本)の植樹式が行われた。参加者は和楽器鑑賞が全校児童130名、演奏体験が希望者26名、植樹式が6年生22名となった。
「ふるさとプロジェクト」は和楽器の演奏鑑賞と演奏体験、植樹式を行うプロジェクトで、次世代を担う若者の挑戦・成長・能力発揮の支援を行うとともに本物に触れる機会を提供したいという思いで、全国各地の小学校で開催されている。2018年に行われた第1回からの累計実績は、訪問校23校、和楽器鑑賞参加人数4986名、植樹式参加人数847名、植樹本数44本となっている。
同社は今後も、同活動を通じて小学生に日本の伝統文化を体験する機会を提供し、次世代育成と文化振興、地域貢献に取り組んでいくとしている。