東レ、パートナー企業に TOKYOエシカルに参画

2022年12月05日

ゴムタイムス社

 東レは12月2日、東京都民が、人や社会、環境に配慮して商品やサービスを選択する「エシカル消費」を実践しやすい環境を整備し、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、目標12(つくる責任つかう責任)の解決を目指す「TOKYOエシカル」の趣旨に賛同し、パートナー企業として参画すると発表した。

 東京都は、「ちょっと考えて、ぐっといい未来」をスローガンに「エシカル消費」を進めており、「エシカル消費」をより多くの都民に広げていくため、新たに「TOKYOエシカル」をスタートした。

 同プロジェクトは、「エシカル消費」につながる取り組みを実施している企業・団体とネットワークを構築し、「エシカル消費」を日常にするための社会的ムーブメントを創出するとともに、「エシカル消費」を実践しやすい環境の整備を推進していく。

 同社は、東京都およびパートナー企業と協力して同プロジェクトを推進し、東京都民が「エシカル消費」を実践するきっかけを作り、日々消費している商品の生産の背景を知り、児童労働や生産者の搾取を助長しない商品や環境負荷の低い商品を購入することで、貧困や飢餓、気候変動などの社会的課題や環境問題の解決に貢献することを目指す。

 同社は、1926年の創業以来、「企業は社会の公器である」という考え方のもと、事業を通じた社会貢献により企業として持続的に成長することを経営の中心に据えている。また、「東レグループサステナビリティ・ビジョン」において、世界が直面する「発展」と「持続可能性」の両立をめぐる様々な難題に対し、革新技術・先端材料の提供によって、本質的なソリューションを提供していくことを宣言している。

 同社は今後も、「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」との企業理念の下、今後も社会的課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現を目指していくとしている。

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