三井化学は12月2日、同社が開発した新素材ヒューモフィットを材料とした玩具が、ネイスのSTEAM脳育トイ・キャンディぷらすに採用されたと発表した。
ヒューモフィットは、室温と体温の間(約28℃)で、劇的に柔らかくなるよう設計されているプラスチックシート。体温を感知して、触れたカラダにフィットするため、千差万別の人間のカラダの複雑な形にもピタリとフィットする。ヒトとモノとの接点をもっとやさしく、「ヒトに寄り添う」発想をベースに、三井化学グループの素材開発と加工技術開発で実現した新素材で、そのユニークな特性は、アパレル、シューズ、スポーツ等、様々な用途で高く評価されている。
体温で温めると柔らかくなり、自由に曲げることができ、ピース同士がくっつくというヒューモフィットの特性をいかして、脳科学者でネイスのアドバイザーでもある茂木健一郎氏の監修のもと、温もりが集中力を育む玩具として開発されたのがキャンディぷらす。
カラフルな十字型のピースが、まるであめ細工のように温めると変形し、くっつき、冷めると硬くなるため、子どもたちはイメージ通りの曲線を通ることができる。そして、温めるとまたもとに戻るため、子どもたちは何度も繰り返しながら、想像力を広げ、知的好奇心を刺激されるように設計されている。
12月2日からECサイトで先行販売が開始される。URLは https://neis-products.com