ENEOSマテリアルは、JSRのエラストマー事業の事業分割により2022年4月に誕生した。
同社は、エネルギー・資源・素材のリーディングカンパニーであるENEOSグループにおける素材事業の中核として、環境性能に優れた素材で脱炭素・循環型社会の進展を支えていく。
事業戦略として、環境配慮型の高性能タイヤ材料であるSSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)と、電池材料の電池用バインダーの2本柱で展開していき、「収益面で、この2本柱の全体的な比率をさらに高めていくことが重要だ」(冨永計執行役員・経営管理本部長)としている。
全文:約1170文字