三井化学が5年連続 ESG投資指数の銘柄に

2022年12月14日

ゴムタイムス社

 三井化学は12月13日、世界の代表的なESG投資指数のひとつであるDow Jones Sustainability Indices(DJSI)のアジアパシフィック地域版DJSI Asia Pacificの構成銘柄に、5年連続で採用されたと発表した。

 DJSIは、米国のS&P Dow Jones Indices社が開発した株式指数で、経済・環境・社会の側面から企業の持続可能性(サステナビリティ)を評価し、総合的に優れた企業が選定される。DJSI Asia Pacificは、アジア・太平洋地域の主要企業約600社が対象で、当社を含む156社(うち日本企業74社)が選定された。

 なお、同社は、DJSI同様世界的な株式指数であるFTSE4Good Index SeriesおよびMSCI ESG Leaders Indexや、世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人が採用しているFTSE Blossom Japan Index、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index、MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数、MSCI日本株女性活躍指数およびS&P/JPXカーボン・エフィシェント指数の5つの株式指数の構成銘柄にも採用されている。

 同社グループは、化学産業が社会の基盤と革新を担う存在であり、持続可能な社会に向けて大きな責任を持っているとの認識のもと、ESG要素を経営・戦略に積極的に取り込んでいる。環境と調和した循環型社会、多様な価値を生み出す包摂社会、健康・安心にくらせる快適社会を実現すべく、社会価値創造の取り組みを深化させ、グローバルに存在感のあるサステナブルな企業グループを目指していくとしている。

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