日本グローブ工業会　年頭所感　望戸清彦理事長　

望戸理事長

　２０１２年の新しい年を迎えました。皆様との“絆”を大切にして日々過ごしてまいりたいと思います。
　昨年、わが国は千年に一度とも言われる激震災害に襲われました。大勢の犠牲となられた方々、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
　日本グローブ工業会は日本を元気にする力強い成長の実現を目指してまいります。
　さて、我々業界を取り巻く環境は原材料高騰や超円高と国内空洞化の問題、そして電力不足や長引くデフレ、地域経済の低迷などの問題が山積しています。
　そのような中でも、より安全・安心にお使いいただける高い付加価値を生み出すオリジナリティーを活かした商品開発・市場開拓を推し進め互いの相乗効果によって更なる市場の拡大を図ってまいります。
　具体的に家庭用手袋分野では震災復興需要や衛生観念からのディスポ化加速への対応、新製品導入による販売の増進を目指します。
作業用手袋分野では工業会規格の見直しを進め使用者により安心して使っていただける商品の供給を目指します。
　医療用手袋分野では手術中の手袋交換の徹底やパウダーフリー製品の拡販、ラテックスフリー製品の認知度向上を図ってまいります。
これらの個々の企業では難しい問題にも工業会として積極的に取り組み卸や小売店そして何より消費者の皆様に快適に使っていただける商品をお届けし社会に貢献できる日本グローブ工業会であり続けるよう努めてまいります。
　会員企業の皆様には更なるご協力をお願いしますと共に、関係の皆様には一層のご指導とご理解を賜りますようお願い申し上げます。
新たな希望が芽生える年となりますことを心より祈念申し上げます。