10月の日本銀行物価指数 プラ製品は1・0ポイント上昇

2022年12月19日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟(2020年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・物価指数の10月実績によると、石油化学系基礎製品においては、9品目平均で前月から11・9ポイント下降し202・7となった。内訳は、エチレン、プロピレンなど5品目が下降し、ベンゼン、キシレン、塩化ビニルモノマーなど4品目が上昇した。

 プラスチック原材料の内訳はポリエチレン、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂など4品目が変動なく、メタクリル樹脂、フッ素樹脂の3品目が上昇した。下降は熱可塑性樹脂、ポリスチレンなど5品目となった。

 プラスチック製品では18品目平均で前月比1・0ポイント上昇し111・0だった。内訳は下降が0品目。プラスチック継手、電気機器用プラ製品、軟質プラ発泡製品など6品目が変動なく、プラスチック板、プラスチック管など12品目が上昇した18品目のうち、最高水準は再生プラスチック成形材料の174・2となっている。

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