山口県周南市と、出光興産、東ソー、トクヤマ、丸紅は12月16日、木質バイオマス材生産共同実証事業の一環として2022年9月1日に締結した植林実証共同事業契約書に基づき、山口県周南市の戸田地区にある向嶽にて早生樹種等を植林したと発表した。
本実証事業は、2021年1月に設置された周南市木質バイオマス利活用推進協議会を契機として、2021年12月15日に締結した「木質バイオマス材利活用及び森林整備等に関する連携協定」を踏まえ、5者が共同で早生樹を活用した再造林による持続可能な森林経営モデルの構築を図ることで、森林資源の利活用を促進し、木質バイオマス材の地産地消を目指すもの。
この度植樹された樹種は、スギ(エリートツリー)0・57ha、ユリノキ0・53ha、コウヨウザン0・45ha、ハンノキ0・33ha、ヤシャブシ0・31ha、ユーカリ0.11haの計2.3ha。
5者は今後も市有林を活用した木質バイオマス材生産の取組を推進していくとしている。