【新年インタビュー】バンドー化学 植野富夫社長

2023年01月04日

ゴムタイムス社

■ 新年インタビュー

新事業創出とコア事業拡大を両輪に

バンドー化学 植野富夫社長

 

 13年度から取り組んできた中計「BF―2」が22年度に最終年度を迎えたバンドー化学。「BF―2」の大きな柱の「新事業の創出」や「コア事業の拡大」の進捗状況、2023年の抱負と同年度からからスタートする次期中計の方向性などを植野富夫社長に聞いた。

 ◆昨年を振り返って。

 エネルギー価格や原材料価格の高騰、さらに為替相場が大きく変動するなど、非常に変化の激しい1年となった。

 その中で、当社としては、4月に私が社長に就任するなど経営体制が変わり、会社にとって一つの節目の年であった。また、中計「BF-2」が最終年度を迎え、次期中計の策定にも取り組んだ。次期中計の策定では、当社のこれからを担う主要メンバーと積極的に意見交換し、議論を交わした。そういった意味で、次に繋げる年となった。

 ◆通期業績見通しは。

 22年度の通期業績予想は、為替相場が円安基調で推移していることを勘案し、当初想定していた為替レートを見直した。

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