東ソーは12月21日、液体塩素を2023年1月25日出荷分より、現行価格から1キログラムあたり20円以上価格改定すると発表した。
同社は国内電解メーカーとして、国内の取引先に対して、液体塩素の安定供給に努めてきた。また、国内需要が堅調な中、国内市場は今後もタイトに推移すると想定される。一方、修繕費等の固定費、ユーティリティコスト、物流費等の液体塩素の製造・販売に関わるコストは大幅に上昇しており、事業採算は著しく悪化している。このような状況下、国内需要に対して安定生産・安定供給を継続するためには、今回の価格改定が必要と判断した。