ブリヂストングループは12月26日、世界的なサステナビリティ指数の１つであるダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス（ＤＪＳＩワールド）の構成銘柄に選定されたと発表した。
また、アジア・大洋州地域の企業で構成されるダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・アジア・パシフィック・インデックス（ＤＪＳＩアジア・パシフィック）にも13年連続で選定された。
ＤＪＳＩは、Ｓ＆Ｐ Ｄｏｗ Ｊｏｎｅｓ Ｉｎｄｉｃｅｓ社とＲｏｂｅｃｏＳＡＭ社が共同開発した投資家向けのグローバルでのサステナビリティ指標。毎年、世界の１０，０００社以上を対象にＥＳＧの観点から企業の持続可能性を評価して数値化し、総合的に優れた企業をＤＪＳＩ銘柄として選定している。
さらに、時価総額上位約２，５００社を対象に業界別の評価結果上位約10％をＤＪＳＩワールドとして選定しており、今年は約３３０社が選定される中、同社は自動車及び自動車部品部門において選出された。
今回の評価では「マテリアリティ」、「イノベーションマネジメント」、「環境報告」、「社会報告」の項目で満点を獲得した。高評価につながった点は、サステナビリティに関する重点課題の目標やＫＰＩの設定と開示、エネルギー消費や取水量・廃棄物排出量等の環境パフォーマンスの継続的な改善、人権デューディリジェンスのプロセスの構築など。
バリューチェーン全体でカーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーの実現とビジネスモデルを連動させる「サステナビリティビジネスモデル」の確立に向けた取り組みや、責任ある企業として不可欠な基盤であるガバナンスの強化、人権と責任ある労働慣行を推進する活動など、持続可能な社会の実現に向けた様々な施策が総合的に評価された。
