東洋ゴムのウレタン子会社 東洋クオリティワン に統合

2012年01月05日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業㈱(中倉健二社長)は、軟質ウレタン事業子会社であるトーヨーソフランテック㈱(江岸賢社長)及び、㈱ティ・ティ・コーポレーション(矢野嘉夫社長)の両社が保有する株式の全てを現在両社の50%株主である㈱東洋クオリティワン(三上泰夫社長)へ2012年3月30日付けで譲渡すると昨年の12月26日発表した。
 東洋ゴムはかねてより、自動車用部品向けを除く軟質ウレタン事業において、東洋クオリティワンとの業務提携を進め、シナジー効果の創出に努めてきた。とりまく厳しい経済環境下において、競争力強化と更なる事業成長を図るためには、目指す方向性を同じくする東洋クオリティワンとの関係強化が必要と判断。これにより、両社は東洋クオリティワンの100%子会社となり、同社のもと統合効果を高め、軟質ウレタン事業の発展に向けて取り組んでいくとしている。
 東洋クオリティワン(埼玉県川越市)は1935年11月に設立され、ポリウレタンフォーム関連製品の製造、仕入販売を主な事業としている。なお、東洋ゴムは2012年3月期連結決算に与える影響は軽微としている。

 

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