横浜ゴムは１月11日、高荷重に対応し、高い耐久性と操縦安定性を両立した同社初のキャンピングカー専用タイヤ「ブルーアース・キャンパー」を２０２３年３月に日本国内で発売すると発表した。
発売サイズはキャンピングカー向けタイヤの専用規格であるＣＰ規格に適合した２１５／70Ｒ15ＣＰ １０９／１０７Ｒを含む５サイズで、価格はオープンプライス。同商品は１月13日から幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催される東京オートサロン２０２３で初披露される。
近年日本におけるキャンピングカーの市場規模は拡大しており、それに伴うキャンピングカー向けタイヤへの需要も年々高まっている。キャンピングカーは高荷重、高重心の車両特性による運転時のふらつきなどが発生しやすく、それに対応するタイヤ商品がキャンピングカーユーザーより求められていた。
「ブルーアース・キャンパー」はその要望に応えるためキャンピングカー専用タイヤとして開発され、高い耐久性と操縦安定性を両立している。さらに雨の日の運転にも配慮し、優れたウェット性能を実現している。構造には専用設計を採用。トレッド全体にベルトカバーを配置したフルカバー構造とし、ベルト部の耐久性を向上させている。
ビードフィラーには低発熱のコンパウンドを採用し、負荷時の発熱を低減することにより高荷重への耐久性を高めている。トレッドパターンには実績のある、雨に強い「ブルーアース・バン ＲＹ55」の技術・デザインを採用。高硬度のキャップコンパウンドを組み合わせることで、運転時のふらつきの抑制と優れた操縦安定性を実現する。
また、タイヤサイドにはキャンピングカーにふさわしく雄大な山岳をモチーフにしたデザインを施し、キャンプやアウトドアをイメージさせる外観に仕上げている。
同社はキャンピングカーに装着可能なタイヤとして「ブルーアース・キャンパー」のほかに、バン・小型トラック用タイヤ「ブルーアース・バン ＲＹ55」、バン用ドレスアップタイヤ「パラダ ＰＡ03」、バン・小型トラック用スタッドレスタイヤ「アイスガード ｉＧ91」を販売。さまざまな車両や用途に合わせたラインアップを展開している。
ブルーアース・キャンパー
