ブリヂストンは1月20日、国内市販用タイヤについて、メーカー出荷価格の値上げを決定したと発表した。
対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップで、値上げ率は6~8%(各商品グループ平均)、値上げ時期は夏タイヤが2023年4月1日、冬タイヤが2023年7月1日となっている。
近年、タイヤ原材料価格に加え生産・供給に関わるエネルギー費等が高止まりしている。同社は、生産性向上などの改善で全てを吸収することは困難な状況であると判断し、値上げを決定した。
同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて制定した企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていくとしている。