ダイセルは1月24日、同社と知財図鑑が、価値共創の促進に向けて、志を同じくする仲間と繋がるためのWEBメディア「Bipass(バイパス)」を2023年1月24日にオープンしたと発表した。
同社は長期ビジョン・中期戦略に基づき、循環型社会構築へ向けて、従来の会社の概念を超え、志をともにするパートナーと価値共創体をつくることで、より大きな価値を生み出す取り組みを進めている。そのためには、製品や技術だけでなく、共感や信頼で仲間と繋がることが必要であるという考えに至り、今回、WEBメディアBipassをオープンさせた。
知財図鑑は、Bipassのコンセプトメイキングからクリエイティブ制作、インタビュー取材、編集までを同社と協働し、知財図鑑の運営するWebメディア「知財図鑑」で培った未来実装の知見や企業との協業の取り組みを生かし、ともにBipassを運営する。
Bipassは、「資源の新しいルートを探るメディア」として、同社のコア技術である「バイオマス」に関するテーマにおいて、同社だけでない、あらゆる企業・団体などの取り組みを紹介し、未来へ向けた問題提起、議論の場として機能することで、バイオマスの社会的認知の拡大、仲間集めを行う。
Bipassの運営は、企業の枠を飛び出し、未来に繋がる挑戦をすべく同社と知財図鑑のメンバーを中心に結成したユニットAC―CELL(アクセル)が行う。既存の発想にとらわれず、自らが起点となってあらゆる人や技術と交流し、志を同じくする仲間とともにイノベーションの創出を図る。同社は今後、リアルイベント開催のほか、新たな共創体の構築、共創体によるモノづくり・コトづくり、自治体との連携などにも取り組んでいくとしている。