カネカは1月31日、ゼロカーボンシティ実現に向けた持続可能な社会構築の推進に関し、連携協定を締結しているさいたま市と「さいたま市脱炭素型先進街区創出プロジェクト」を立ち上げたと発表した。
さいたま市は、2030年までに目指す地域脱炭素の姿として、「さいたま発の公民学によるグリーン共創モデル」をコンセプトに、全国の自治体で実現可能な汎用性の高い「地域循環共生型の都市エネルギーモデル」と公・民・学それぞれが主体となって取り組む「先進かつサステナブルなグリーン成長モデル」の創出を掲げている。
同社は、さいたま市やパートナー企業と共に、この「グリーン共創モデル」の取組みの一つである、脱炭素型の先進街区創出に向けて、「さいたま市脱炭素型先進街区創出プロジェクトチーム」を設立した。同社は同プロジェクトの設立代表発起人として、カネカのお家・ソーラーサーキットに、同社の高効率太陽光発電を搭載したZEHを30棟規模で設置するなど、ソリューション提供を通じて脱炭素化プロジェクトを主導していく。
同社は今後、この取組みやこのような活動を通じて、同社技術や製品を社会に実装し、地域の脱炭素化や、サステナブルな社会の実現に貢献していくとしている。