ユーシン精機の２０２３年３月期第３四半期連結売上高は１６２億１９００万円で前年同期比４・８％増、営業利益は20億１６００万円で同４・６％減、経常利益は21億７６００万円で同２・８％減、四半期純利益は15億７０００万円で同３・７％減となった。
世界規模での新規顧客の開拓及び医療関係特注機の拡販に取り組んだ結果、第３四半期連結累計期間における受注は、医療向けの特注機大口案件を受注したことにより、前期と比較して大幅に増加した。業績については、ロックダウンの影響による中国での取出ロボットの販売が減少した一方で、日本と北米で販売が増加した。利益面については、営業利益は連結売上高の増加に加えて、売上総利益率も改善した一方で、人件費の増加及び海上輸送運賃の高騰があった。
２０２３年３月期の通期連結業績予想は、売上高が２２０億円で前年同期比５・４％増、営業利益は24億円で同17・０％減、経常利益は26億円で同15・７％減、当期純利益は18億円で同14・８％減を見込んでいる。
