西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長)は2月3日、「ゴムとプラスチックの基礎」に関する勉強会を会場の中央電気倶楽部とオンラインを合わせたハイブリット方式で開催し、会場44名、WEB59名が参加した。
冒頭、挨拶に立った人材育成部会長の矢島友雄氏は「ここ3年間はコロナ禍で会員企業の皆様の勉強を手伝えるような機会を設けられなかったが、ようやく技術勉強会を開催することができた。今日はオンラインの参加者も含めて一緒に勉強するような回にしたい」と話した。
講師役を務めたのは梅﨑信征氏(ニシヤマ営業技術部大阪技術グループマネージャー)と高橋航也氏(ニシヤマ営業技術部技術グループ)の2名。
梅﨑氏は「ゴムの基礎知識」をテーマに、「ゴムとは?」「ゴム製品の作り方」「ゴムの種類と選択」「ゴム材料性能評価について」の4項目に講義内容を分けて説明した。梅﨑氏はゴムに関する歴史や雑学も交えつつ、各項目について聴講者にわかりやすく説明した。
続いて高橋氏が「プラスチックの基礎」をテーマに、第1部「プラスチック製品の説明と成型法」、第2部「プラスチックの定義」、第3部「プラスチックの分類」、第4部「プラスチックの性質」の4部構成で説明した。高橋氏はプラスチックの特性や分類について、図やグラフによるイメージを用いながら詳細に説明していた。
途中休憩をはさみつつ、約3時間にわたる両氏の講義に聴講者は耳を傾けていた。
2023年02月14日