ブリヂストンは2月7日、トヨタ自動車の新型「プリウス」の新車装着用タイヤとして、「ECOPIA EP510」(エコピア イーピーゴーイチマル)、「ECOPIA EP150」(エコピア イーピーイチゴーマル)、「ECOPIA EP422 Plus」(エコピア イーピーヨンニーニー プラス)を納入すると発表した。なお「ECOPIA EP510」と「ECOPIA EP150」は日本・欧州・アジア等の地域向け、「ECOPIA EP422 Plus」は北米向けの車両に装着する。
同社は、「EV時代の新たなプレミアム」と位置付ける革新的なタイヤ基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を採用したタイヤの提供を通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」にコミットしていく。
新型プリウスは、「Hybrid Reborn」をコンセプトに、強みである高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたクルマ。ワイド&ローなスタンスと大径タイヤの採用で感性に響くスタイリッシュなデザインを取り入れ、さらに第5世代ハイブリッドシステムと第2世代TNGAプラットフォームを採用することで、ずっと乗っていたくなる、気持ちのいい走りを実現している。
同社はこれまで長年にわたる共創において、トヨタ自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回新型「プリウス」に装着する「ECOPIA」ブランド3商品は、タイヤの環境性能と運動性能を両立する革新的なタイヤ基盤技術「ENLITEN」を採用した当社の「断トツ商品」となる。タイヤ骨格部に転がり抵抗を低減する材料を採用することにより、低燃費性能を向上しています。
さらに19インチの「ECOPIA EP510」には狭幅・大径形状が特徴の低燃費タイヤ技術「ologic」を搭載するとともに、最新のパタン、ゴム、および構造を専用設計することで、環境性能と運動性能を高次元で両立し、ユーザーの使用条件に合わせた価値の最大化を実現した。加えてプリウスのエモーショナルなデザイン性をさらに引き立てるため、タイヤのサイド部には新デザインを採用している。これにより、新型プリウスのEV航続距離の伸長と走りやデザインの魅力を最大限に引き出すことに貢献し、持続可能なモビリティ社会の実現を支えている。
同社は、プレミアムタイヤ事業を強化し、新たなプレミアムの創造に取り組んでいる。乗用車用タイヤにおいては、「EV時代の新たなプレミアム」として「ENLITEN」をタイヤ技術から商品、ビジネスモデルへと価値を拡大し、「ENLITENビジネス戦略」へ進化させていく。ビジネス成長と環境負荷の低減、ユーザーの使用条件に合わせカスタマイズしたタイヤ性能の向上とバリューチェーン全体の効率化による生産性・経済性の向上、といった二律背反の価値を同時に創出することに挑戦し、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。
2023年02月09日