クラレは2月9日、タイにおけるKuraray GC Advanced MaterialsおよびKuraray Advanced Chemicalsにて建設を進めていた、イソプレン関連事業の新プラントが完成し、順次稼働を開始すると発表した。
タイの新プラントは、同社の独自技術により開発した耐熱性ポリアミド樹脂PA9T(ジェネスタ)、水素添加スチレン系エラストマーHSBC(セプトン)、イソブチレン誘導品MPD(MPD)の世界的な需要増加に対応し、グローバル供給体制の強化を実現することにより、イソプレン関連事業の今後の成長に貢献するもの。
同社は、創立100周年を迎える2026年までの5カ年計画として、中期経営計画「PASSION 2026」を推進している。長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」(独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業)の実現に向けて、引き続き、成長に向けた投資を積極的に行っていく。
2023年02月10日